SMYTHSON X THOMAS LÉLU
The art of words
オンライン上でのコミュニケーションに支配されつつある世界において、手で書かれた言葉には紛れもない魅力があります。
- それは、スマイソンが1世紀以上にわたって完成させてきた芸術です。
パリを拠点に活動するアーティスト、Thomas Léluとのパートナーシップは、アナログとデジタルの世界の架け橋となり、SmythsonとLéluのライティング、表現、そして旅の世界への真価を結びつけるものです。


言葉の達人であるLéluは、ペンで手書きした名言の数々で知られています。それは現代生活をほんの少しの言葉に凝縮したもので、ウィットに富み、思慮深く、そして親しみやすい。彼のシグネチャーであるフレーズが新しい居場所を見つけました。それはパナマレザーのトラベルアクセサリーやノートブックの一部にメタリックカラーの文字で刻印されています。
それぞれのフレーズが、スマイソンが受け継いできた「書くこと」「旅すること」「贈ること」を体現しています。

ONE YEAR, 365 OPPORTUNITIES
日々を大切にするためのリマインダー。

DO SMALL THINGS WITH GREAT LOVE
小さなことに喜びを見出そうとすること。

TO DO LIST: 1) LEARN TO FLY 2) FLY AWAY
好奇心、放浪、旅のスリルへの遊び心。

Q&A WITH THOMAS LÉLU

今回のスマイソンとのコラボレーションについて、どのような点にワクワクしましたか?
スマイソンとのコラボレーションは、とても光栄なことです。このフィールドにおいて、スマイソンは唯一無二ですから、このコラボレーションに一瞬たりとも躊躇しませんでした。

スマイソンの3つの文章のうち、どれが好きですか?
"ONE YEAR, 365 OPPORTUNITIES" まさに人生の哲学です。

これらの作品を制作する上で、どのような創作のプロセスをたどりましたか?
創作のプロセスというのは特になく、むしろ好奇心を大いに刺激するように耳を色々なものに傾け、ノートやポストイットに延々とメモをして、愛犬と散歩しました。
散歩は欠かせません。頭をすっきりさせ、新たな思考へと導いてくれる。
正にQuenauが言ったように: ”To think is to walk in front of yourself." - 「考えることは、自分自身の前を歩くことである」。

ハートフォードシャーにある私たちの工房で、あなたのノートが実際に作られているのを見るのはどんな感じでしたか?
今回の訪問はとても充実した経験でした。さまざまな機械があり、生産に携わっているすべての職人の方々に会うことができたのはとても魅力的でした。
自分にとって、創造的なプロセスを人情味あふれるものにすることは不可欠です。クラフツマンシップは私たちプロフェッショナルな職業にとって魂となるものです。
あなたの芸術にとってなぜ書くことが重要なのですか?
書くこと、そして言葉そのものは、長年にわたって私の創作の中心です。
父が文学教授、母が精神分析医という家庭環境も影響しているのかもしれません。
母はいつも私に 「人間は言語からなる存在 」と言っていました。

あなたにとって執筆の習慣的な決まりのようなものはありますか?
普段はデスクかダイニングテーブルで書いています。どちらかというと朝型だし、旅先のホテルで書くのも好きです。
もちろん、時間があるので飛行機の中でも。座っていても執筆は進んでいますね。

ライターズブロックを克服するためのアドバイスはありますか?
外に出て友達に会ったり、シアターに行ったり、小説や哲学書を読んだり、身の回りの文化や生活の中で自分に栄養を与えることです。
インスピレーションは動くことから生まれます。

インスピレーションが必要なとき、あなたはどこに行き、何をしますか?
海辺に行きます。さらに言うなら、旅行に行きます。旅はいつも最高のインスピレーションの源です。

この仕事で最もやりがいを感じるのはどんなときですか?
人々から、自分の仕事や作品が良いことをしている、悩んでいる人たちを笑顔にしていると言われるときです。
自分の仕事が人々に役立っていると実感できます。

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